主に幼稚園・保育園で使う備品の開発を担当しています。開発する製品は、ロッカーや遊具など大きなものから、園児の手に収まるような小さな玩具まで、多岐にわたります。他には小学校向けの教材開発や、カタログや商品紹介動画等の媒体製作も行っています。入社1年目は製作管理部で製造の流れを学び、その後研究開発室に異動してきました。社内にはやりたいと申告すれば任せてもらえる環境が整っています。チャレンジングな業務でも、上司だけでなく工場、他部署の方にご指導いただきながら進めています。
人との関わりです。アイデアは一人の力では形にできません。より良い製品を開発するためにも、工場内を見て回ったり、他部署に顔を出したりして、日頃からコミュニケーションを取ることを心がけています。例えば、私はアイデア出しの時点で試作班や他部署へ相談に行くようにしています。自分のアイデアを他の方々に見てもらうことで、早い段階で問題点に気付きブラッシュアップしていくことができます。独りよがりで進めるよりも、人と関わってたくさんの意見を取り入れていく方が、スピーディーに良い製品を作ることができると感じています。
子ども達を笑顔にできる、遊び心のある製品を作っていきたいと思っています。製品が安全であることは大前提で、その上でどれだけの楽しい・可愛い要素を加えることができるかが開発者の手腕だと思っています。そのために、日ごろから絵本を読んだり、展示を見たり、沢山の物を子どもの目線に立って観察したりすることで、子ども達の興味を惹くようなデザインの引き出しを増やせるように心がけています。少しでも子どもの気持ちに近づくことが、子ども達を笑顔にできる製品開発につながると思っています。